工務店からの見積書に目を通したらもう一度、リノベーションの目的の原点に戻って、本当に必要なことを再考しましょう。
リノベーションする場所、仕上げの方法、設備機器のグレードなどの優先順位を考えて、カを入れたい点を中心に予算の配分を見直してみます。私の場合は、テラスの撤去増設、ブロック塀の撤去、外壁の塗装でした。それ以外の内装は、できるだけ自分自身で行いました。
私のように優先順位の低いものは思い切ってグレードを落とすことも必要かもしれません。
例えば、収納なら内部を細かくつくりこむのをやめて、ローコストでシンプルな造作にしてしまう。
それでもコストがかかるので、既製の組み立て輸入家具を買って自分で組み立てて枠だけを作ってもらいました。
また、壁クロスのグレードをワンランク落とす。といったこともありましたが、ホームセンターで買ってきて自分で貼りました。このように、予算の調整をしましょう。
コストダウンの方法を相談するのも一策です。
見積書をチェックする時に、依頼先に「どうすれば予算内に収まるか」「どうすると予算オーバーになりそうか」を率直に相談してみてがいいでしょう。
例えば、建築資材は尺貫法に合わせた規格材が多いので、ほんの少し寸法をかえるだけでコストが大きくかわることがあります。
私の場合は、通常廃材になる節の多い柱の木を使っていただき半額にしました。
その変わりに黒褐色の塗装をして節が見えないようにしてもらいました。
逆に他の工事がらみで金額が下がらないこともあります。そうした細かな部分の説明やコストダウンの方法を依頼先から引き出します。
工事費以外にかかる費用がありますから、工事費は余裕を見込んで、総予算の約8割程度に抑えておきましょう。